日本船主協会

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A:海洋環境 1.油による汚染防止(附属書 I)

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(2)73/78 MARPOL条約

 1976年末から1977年にかけて米国沿岸で連続的に発生したタンカー事故を契機として、カーター米大統領は、1977年3月18日、船舶の安全および汚染防止規制についての声明を発表し、国内ならびに国際的な立法措置をとるよう呼びかけた。
 米国政府は、国内規制法案の発表と同時に、1977年4月、IMCOに対し2万DWT以上のタンカーを対象にSBT(分離バラストタンク)の設置などの構造・設備の規制、タンカー乗組員の資格や訓練の改善を骨子とした提案を行った。
IMCOは、これらの提案をうけて、急遽「タンカーの安全および汚染防止に関する国際会議」を1978年2月に開催すること、「船員の訓練および資格証明に関する国際条約」の採択日程を1978年6月に繰り上げることを決定した。
 1978年2月6日から17日まで開催された「タンカーの安全および汚染防止に関する国際会議」は、17日に「1973年の船舶による汚染の防止のための国際条約に関する1978年の議定書(73/78 MARPOL条約)」を採択した。これにより、1982年6月1日以降に引き渡される新造タンカー(以下「Post-MARPOL船」)については、船種に応じて次の設備等が義務付けられることとなった。

原油タンカー(2万DWT以上)

防護的配置のSBT(分離バラストタンク

COW(原油洗浄方式)およびIGS(イナート・ガス・システム)の設置

プロダクトタンカー(3万DWT以上)

防護的配置のSBTおよびIGSの設置