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D:大気環境

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1.地球温暖化防止(CO2

 地球温暖化の原因は、CO2、メタン、亜酸化窒素、フロン等の幾つかの温室効果ガスであるが、これらの温室効果ガスのうち、CO2の排出量が他のガスに比べて膨大であるため、地球温暖化対策は、大気中のCO2濃度、CO2排出量の削減が中心となっている。
 IPCC(気候変動に関する政府間パネル:Intergovernmental Panel on Climate Change)によれば、CO2の地球温暖化への寄与度は約92%と非常に高く、地球温暖化の主な要因とされている。
 CO2は、大気・海洋・生物を循環しているが、特に海洋は地球表面の約7割を覆っており、CO2の大きな吸収源となっている。全地球規模のCO2の自然循環を炭素換算で見てみると、陸上・大気間が約1,200億トン/年、海洋・大気間が約900億トン/年であり、両者合わせると約2,100億トン/年と膨大な量に達する。
 一方、大気中のCO2濃度は、18世紀後半の産業革命以前には280ppm程度で安定していたのが、その後の爆発的な人口増加とエネルギー大量消費型社会の形成により、20世紀に入ってCO2濃度は著しく増大し、気象庁によれば2001年の世界の平均濃度は371ppmで、産業革命以前の濃度と比べて33%増加している。現在、人類が化石燃料を燃やして大気中へ放出するCO2の量は、炭素換算で約70億トン/年(CO2排出量で約256億トン/年)と推計されている。

■資料2:IPCCとは?((財)地球産業文化研究所)
http://www.gispri.or.jp/kankyo/ipcc/ipccinfo.html