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D:大気環境1.地球温暖化防止(CO2

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(2)地球温暖化による影響と対策
 1.概要

 地球温暖化は、二酸化炭素(CO2)、メタン、亜酸化窒素、オゾン、フロン等の「温室効果ガス」によって地表面の温度が上昇する現象であり、それに伴い、海面水位の上昇による低地の水没、生態系への影響、台風、干ばつ等の異常気象の頻発など、様々な影響が懸念されている。
 大気中のCO2、メタン等の温室効果ガスは、太陽の可視光線をよく通すが、暖められた地表から宇宙空間に向かって放射される赤外線を吸収し、地表付近の大気を暖める。これを「温室効果」という。通常、温室効果により地表面の平均気温は、動植物の生存に適した約15度に保たれているが(仮に、温室効果ガスが存在しない場合、地表面の平均気温はマイナス18度となる)、近年、人間の社会・経済活動の活発化に伴い、CO2等の温室効果ガスの大気中への放出量、すなわち大気中の温室効果ガスの濃度が増加している。その結果、地球規模で平均気温が上昇し、地球全体の平均気温は、この100年間で0.3~0.6度も上昇している。
 特に1980年代以降の気温上昇は顕著で、IPCCでは1995年の第2次報告書で、現状のまま温室効果ガスが増加すれば、地球の平均気温が2100年には1.0~4.5度上昇(1990年比)すると予測している。