日本船主協会

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H:その他 1.モーダルシフト

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(1)概要

 近年、世界的な規模で省エネルギーが大きな課題となっているが、わが国の国内輸送においても、自動車の排気ガスによる環境問題や交通量増大による輻輳化がもたらす道路混雑問題、そして長距離ドライバー不足の労働問題等の陸上トラックによる物流上の制約要因が顕在化してきた。
 そこで、幹線貨物輸送を現行の陸上トラックから、CO2排出量が大幅に少なく、経済的な大量輸送に適した輸送方式である船舶または鉄道へシフトし、トラックとの複合一貫輸送を推進する対応策が、国土交通省を中心として推進されている。
 このモーダルシフトの推進については、単位輸送当たりのエネルギー効率が高く、環境に対する負荷が低い内航海運が、その受け皿として対応できる輸送機関であるため、今後の実現に大きな期待が寄せられ ている。
モーダルシフトの主なメリットは下記の通りである。

輸送量のトンキロ当たりのCO2排出量が少なく、温暖化防止対策および排気ガスによる大気汚染への環境保全に効果がある。

一人当たりの年間貨物輸送量が大きく、労働力不足の解消に貢献できる。

一度に多量の貨物輸送が可能なため、経済性が良い。

トンキロ当たりのエネルギ-消費効率がよく、エネルギーが節約され、環境問題には最適なモードである。


 総合物流施策大綱(1997年4月:2002年3月改定)や地球温暖化対策推進大綱(1998年6月)においてもモーダルシフトの推進が謳われている。