9・2 広報活動

 

海運の役割や重要性等を広く各層に訴えるため、オピニオンリーダーや報道関係者などに対しては、機関誌「せんきょう」を送付するとともに、記者会見や懇談会を開催するなどの広報活動を実施した。また、学校・学生等も含めた国民各層に対しては、機会を捉えて各種パンフレット、ビデオ等を配布して海運広報に努めた他、ホームページによる情報発信や会員専用ページのデータ蓄積を行った。

 

921 オピニオンリーダー、マスコミ向け広報

(1)機関誌「せんきょう」の発行

月刊機関誌として、毎号2000部発行し、会員会社をはじめ産業界、国会議員、関係省庁、教育機関、シンクタンク、プレス関係者などに広く配布した。また、訴求効果を高めるため、200810月号よりカラー・A4版化し好評を得た。

 

(2)定例記者会見等の開催

当協会定例理事会開催日に、一般紙記者および海運専門紙記者を対象とした定例記者会見を実施した。また、記者との懇談会も実施した。

 

922 一般向け広報

(1)海運紹介映画「日本の海運」の配布

20073月に完成した海運紹介映画「日本の海運」をあらゆる機会を捉えて幅広く積極的に配布した。その結果、配布数は20092月に累計10万本に達し、国会議員をはじめ、国民各層への日本の海運の役割と重要性の認知度アップを推進した

 

(2)学校・学生向け広報

@石油連盟と共催し、小学校教師(東京都小学校社会科研究会)40名を対象に、2008728日に東京港等にて社会科見学会を実施し、海運広報に努めた。

A産経写真ニュースを媒体にして計6回夫々1週間にわたり小学校約19,000校に海運広報を行った。

B毎日小学生新聞を媒体に「海の日」に合わせ海運広報を行った。なお、人材確保の活動から海技者にもスポットをあてた内容とした。

C2008年度から開始された関西三大学(大阪大学・大阪府立大学・神戸大学)大学院連携による海事教育アライアンス授業に寄付講義を提供した。

 

(3)当協会ホームページ(一般コーナー)の拡充

「せんきょう」巻頭言をオピニオンコーナーに、またプレスリリースや海賊レポートを適時掲載し、一般向けに海運業界のニュースを発信した。

 

(4)各種イベントにおける広報活動

様々なイベントの機会を利用し、来場者にパンフレットを配布するなどして海運広報に努めた。

 

923 会員向け広報

(1)「会員向け文書」の送付

 事務局より会員向けに発信する文書について、Webを併用した電子メール等により迅速な配信を行った。

 

(2)当協会ホームページ(会員コーナー)の拡充

 前記「会員向け文書」の蓄積を進めてデータベースを拡充し、会員の検索利用に供した。

 

(3)「海運講習会」の実施

2009331日、会員会社の平成21年新入社員(総合職・一般職)等を対象に、社会人としての門出を祝すとともに、海運業界で働く者としての自覚と社会人として必要な心構えを育成することを目的に海運講習会を開催し、合計224名の参加があった。