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海運雑学ゼミナール
006 船が運んでくる日本の衣・食・住
 味噌、醤油、豆腐、納豆といえば日本の食卓になくてはならない伝統食品。ところが、その原料である大豆の90%以上が、アメリカ、ブラジルなどから輸入されているということをご存知だろうか。
 ほかにもそば、こんにゃく、えび、たこ、いかなど日本人の食文化とは切っても切れない関係にある食品の数々が、いまやその多くを輸入に依存している。
 うどんやパンの原料の小麦粉も約90%が外国産。比較的自給率の高い肉や卵、乳製品にしても、それを生産するための飼育用とうもろこしは、やはり輸入依存だ。さらにオレンジやグレープフルーツ、コーヒー、紅茶と並べれば、私達の食卓がいかに国際化しているかがよくわかる。
 食べ物だけではない。衣料品の原料である綿花、羊毛、科学繊維をつくる石油、日本の住宅に欠かせない木材や紙の原料のチップまで、暮らしにかかわる大部分の物資を、わが国は海外に依存している。そしてそのほとんどすべてを運んでいるのが船だ、時には食卓をながめながら、世界の国々から膨大な物資を運び続けるさまざまな貨物船の姿を思い浮かべ、国際化時代の日本の生きるべき道に想いをはせるのもいいかもしれない。
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