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海運雑学ゼミナール
027 「海に浮かぶ経済大国」を支える地球10,000周のシーロード
 日本に出入りする年間8億8,000万トンもの海上貿易物資。その輸送を中心的に支えているのが日本の外航商船隊だ。
 日本が所有する船腹量は、2000年末で、1,526万総トン。世界の船腹量の約3%を占め、リベリア、パナマなどに次いで世界第10位だが、リベリア、パナマなどは、いわゆる便宜置籍国。実質的な船腹量でみれば、日本は世界最大の船腹保有国ということができる。これらの日本船に外国から用船した船を加え、わが国の海運会社によって運航されているのが日本の外航商船隊で、その船腹量は2000年度7,217万総トン、1億767万重量トンに達する。
 さて、この日本の外航商船隊が1年間に走る総航行距離はどのくらいだろう。コンピュータではじき出すと、なんと約4億キロ(推定)。地球10,000周分、月までの往復だったら520往復、太陽と地球の間でも1往復以上する膨大な距離に達する。
 世界の国々を結び、縦横にはりめぐらされた地球10,000周のシーロード。「海に浮かぶ経済大国」日本にとって、海運がいかに大きな役割を果たす存在であるかを、じつによく示している数字だといえよう。
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