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海運雑学ゼミナール
063 外航客船:カップル1組にクルー1名が対応する超高密度サービス
 「余暇時代」、「高齢化社会」を迎え、ゆとりある生活への要求が高まるなか、時代に適合する新しいレジャーの形態として、近年注目を集めているのがクルーズだ。
 定期客船を含む外航客船による日本人旅行者数は、ここ数年高い成長率をみせており、ゆとりの時代にふさわしい新しいレジャー形態としてのクルーズが、わが国でも着実に定着し始めていることをうかがわせる。
 こうした中で、従来、貨物輸送の分野を中心に活動していた日本の海運会社も、ラウンジ、サロン、ダイニングルーム、シアター、プールなど多彩な施設を備えた大型のクルージング客船を就航させている。
 日本近海、中国、東南アジア、オセアニアを含むアジア地域を中心に、クルーズコースも豊富に用意され、飛行機(下船地までの片道または往復)と組み合わせた「フライ&クルーズ」の普及で、日程的にもコスト的にも、より利用しやすいものになった。
 ところでこうしたクルーズ客船のサービスの目安としてよく用いられるのが、乗客定員数と乗組員数(ホテル要員を含む)の比率。最近では、乗客2に対し乗組員1といった比率のものが多くなっている。
 つまりカップル1組に対し乗組員1名が対応する計算になるわけで、この充実したサービス体制が、船旅のあの贅沢なくつろぎをもたらしていることになる。
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