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海運雑学ゼミナール
083 外航客船:船内は完全キャッシュレス社会
 外国航路を走る船の中では、使用される通貨も日本国内とは異なる場合がある。船籍や営業エリアによっても違うが、外国の客船の場合は、主に米ドル建てで、船内サービスやバーなどでの飲食代の表示も米ドルで表示されているケースがほとんど。一方、日本周辺をベースに運航される日本の外航客船では基本的に円建てとなっており、日本人の乗客にとっては、通貨の換算で頭を悩ませることなく、気軽に船旅が楽しめるメリットがある。
 また、乗船中の船内でのショッピングやバーなどでの飲食代の支払いは、すべて現金の代わりにサインで済ませ、下船当日にまとめて精算するシステムだ。このため船内生活は、ほとんどキャッシュ不要。これらの料金は下船時に精算するが、その場合、現金やトラベラーズチェックのほかクレジットカードも使える。
 ただし、いちいち財布の中をのぞき込まずにすむのが裏目に出て、知らない間に使いすぎてしまうこともある。外航客船のバーは免税のためアルコール類の値段が陸上よりだいぶ安いとはいえ、飲み過ぎて精算の時にあわてないようくれぐれもご用心を。
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