日本船主協会

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A:海洋環境 7.バラスト水の管理に関する国際条約

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(4)条約の内容と当協会の対応

2. 就航船へのバラスト水処理装置の搭載

 就航船へのバラスト水処理装置の搭載に関しては、アメリカ等がバラスト水交換ではプランクトン等の移動を防止できないこと、また、バラスト水交換は荒天時等には、船舶の安全性の問題から実行不可能な場合があることから、就航船にも処理装置の搭載を義務付け、バラスト水交換を禁止することを提案した。
 一方、ICSは、開発される処理装置の形状によっては、就航船への搭載が物理的に不可能な場合があることを指摘し、就航船に対して処理装置の搭載を義務付けるべきではないことを発言した。わが国は、就航船には処理装置の搭載を義務付けるべきではないことを主張しつつ、仮に処理装置の搭載が義務付けられ交換が禁止されるのならば、禁止の時期は今後のMEPCで検討すべきことを主張し賛同を得たが、処理装置の開発促進、交換では水生生物の移動が防止できないという意見が上回り、最終的には就航船にも処理装置の搭載が義務付けられることとなった((3)<表1>参照)。