日本船主協会

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コンテナ船
コンテナ船 船には荷役のための設備を備えていません。荷役は全て陸上の巨大なクレーン(ガントリークレーン)を使って行います。

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タンカー
タンカー 原油タンカーやケミカルタンカー、LNG船、LPG船などタンクの中に貨物を積む船は、タンクの底から伸びたパイプの出口(マニホールド)と、陸上のタンクから伸びたパイプをタンカーのマニホールドに接続するための装置(ローディングアーム)を繋いで、荷役を行います。貨物を積む時には陸上のポンプを使いますが、陸上に荷揚げする時には、船のポンプを使います。

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バルクキャリア
バルクキャリア 石炭専用船、鉱石専用船、鉱炭兼用船などのバルクキャリアも船には荷役のための装置を備えていません。全て陸上の設備によって荷役を行います。

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自動車専用船(PCC)
自動車専用船 専門のドライバーが、貨物である車を船内の積み付け位置まで直接運転して積み込むため、クレーンなどの荷役装置は必要としません。車や建設機械などの積み降ろしは、船の中央や船尾に備え付けたランプウェイと呼ばれる通路を岸壁に倒して行います。

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木材専用船
木材専用船 船に装備してあるクレーンを使って、貨物の丸太を船に積んだり降ろしたりします。

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チップ専用船
チップ専用船 チップ専用船もバルクキャリアの一種ですが、石炭専用船や鉱石専用船などとは違ってクレーンを備えています。積み込みは陸上のベルトコンベアから直接船の貨物倉(ホールド)に落とし込みますが、荷揚げする時には、船のクレーンに取り付けたグラブバケットを使って行います。

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重量物船
重量物船 船に備え付けた大型のデリックを使用して積み込みます。重量物船のなかでも、船尾のランプウェイから、自走もしくは台車を使ってプラント類などを直接積み込むタイプの船を特にモジュール船といいます。

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RORO(ろーろー)船
RORO船 自動車の様な自走できる貨物をそのまま積み込んだり、トレーラーやフォークリフトなどの運搬車両を使うなどして貨物を水平方向に積み降ろしするものをいいます。広い意味では、自動車専用船やフェリーも含まれ、これらと同様に、船に備えたランプウェイと呼ばれる通路を岸壁に倒して荷役を行います。

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石灰石専用船
石灰石専用船 積み込みは陸上の荷役機械を使って直接船の貨物倉(ホールド)に落とし込みますが、荷揚げする時には、コンベアなどで構成される船の揚げ荷設備(セルフアンローダー)を使って行います。


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セメント専用船
セメント専用船 セメントは体(粉状)であるため、圧縮空気をつかって荷役が行われます。積み込みは陸上の荷役機械を使って直接船の貨物倉(ホールド)に落とし込みますが、荷揚げする時には、船の空気圧縮機(コンプレッサー)を使って陸上のサイロまで送り込みます。

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