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Q33:船の乗組員:何人で船を動かしている?
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外航船は、船長、機関長をはじめとする「職員」と職員をサポートする「部員」が協力して24時間体制(4時間ごとの3交代制)で運航されています。全長400mにもなる大型コンテナ船でも乗組員はわずか22~24人程度です。
船は24時間休むことなく何日も走り続けていますから、航海士と甲板部員がペアになって3グループを編成し、4時間交替で当直をしています。
一等航海士と甲板部員のペアは、朝4時から8時までと、夕方4時から8時までの2回、ブリッジ(船橋)で航海当直を行います。同じように、二等航海士のペアは、深夜0時から明け方の4時までと、昼の12時から夕方4時まで、三等航海士のペアは、朝、晩の8時から12時までが当番になります。
以前は、機関士と機関部員も、同じようにエンジンルーム(機関室)で当直を行っていましたが、今は船のエンジンが自動運転されるようになったため、24時間エンジンを監視するようなことは無くなりました。このため、機関室に人がいるのは、日中、機械類の点検や整備をする時だけですが、夜間でもトラブルが発生すると修理作業を行います。
また、事務部員の3人は、乗組員の食事を作るコックさんで、新鮮で美味しい料理を作ってくれます。
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