船員への道

船員になるためには専門の教育機関で学ぶ必要があります。

船員*になるためには「国家資格」が必要です。外国との貿易に携わる外航船員になるためには、中学校卒業後に商船学科のある国立高等専門学校(富山・鳥羽・広島・大島・弓削の5校)へ進学する道と、高校卒業後に専門学部のある大学(東京海洋大学または神戸大学)へ進学する道があります。どちらも卒業後、外航船員の国家資格(3級海技士)を筆記試験免除で受験することができます。
国内の海運を支える内航船員になるためには、上記に教育機関に加え、中学卒業後に海上技術学校に進学する道と、高校卒業後に海上技術短期大学校に進学する道があります。こちらは卒業後、内航船員に必要な国家資格(4級海技士)を筆記試験免除で受験することができます。

*船員には海技資格を持つ「職員」と職員を補助する「部員」がいますが、ここでは「職員」になるための道を説明しています。

船員への道のりマップ