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Ｑ50：日本の衣食住：木材は自給自足？
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日本は、国土面積の3分の2が森林ですから、木材は十分自給できそうですが、実は木材消費量の約70％を外国から輸入しています。
木材は、ほとんどが住宅や家具の材料および紙の原料として利用されますが、輸入される時の形はさまざまです。住宅や家具を作るときの製材や合板は、そのままの形で輸入されることもあれば、丸太の状態もあります。また、紙の原料は、木材を細かく砕いた「チップ」や、チップを加工した「パルプ」の状態で運ばれます。
輸入される木材も、その形によって積み込まれる船の種類が変わります。丸太やチップは、一度に大量に運び、日本国内で加工されますから、原料を専門に運ぶ専用船である木材専用船やチップ専用船が使われます。既に加工されている製材や合板、パルプなどの製品は、何でも運べるばら積み船やコンテナ船が利用されています。
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出典：SHIPPING NOW2019-2020（数値は2016年度）
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木材の積みおろし
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主な輸入先
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