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海と船のQ&A part2:船
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Q17:船の水:船で使う水には種類がある?
 船は、水(海水)の上に浮いていますが、船にとって塩分の入っていない清水(せいすい)は大変貴重です。清水の中でも「飲料水」は、船内で作るわけには行きませんから港で積み込んで専用のタンクに貯蔵してあります。
 清水は、船内の造水器で作ることができます。海水を沸騰(ふっとう)させて水を作りますが、空気の圧力をへらすと40-50度で沸騰しますから、蒸発した水を集めて貯蔵します。こうして出来た清水は飲料には適さないために、風呂、洗濯、船内の掃除用などに利用します。何日も休まずに働きつづける主機関(エンジン)を冷却するためにも使われますが、冷却して暖かくなった清水は海水を使って冷やしますから何度も繰り返して利用することができます。
 また、デッキ(甲板)上の掃除や、万が一火災になった場合の消火用には、そのまま海水を使います。

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海運と貿易
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