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海と船のQ&A part4:海運と貿易
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Q45:貨物の積み込み:貨物の量・重さはどうやって量る?
 自動車や鋼材などのように重さが決まっているものを積み込む場合は、積み込んだ数で全体の重量を知ることができます。また、原油や石油製品のような液体の貨物は流量計(水道のメータと同じ)によって積み込んだ量(容積)を量ることができます。
 それでは、石炭や鉄鉱石などはどうやって量るのでしょうか。一度に20万トンも積み込むのに、都度貨物の重さを量っていたら大変です。そこで、船の喫水(どれだけ沈んだか)を計測することによって、積み込んだ貨物の重さを計算できるように、船ごとに何センチ沈んだら何トンの貨物を積んだのかが分かるようになっています。
 ですから、20万トン(載貨重量トン)の船が貨物を満載し、満載喫水線まで沈んでいる時には、約20万トンの貨物を積んでいるということになります。

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海運と貿易
こちらもご覧ください
海運ゼミナールより
「アルキメデスの原理」で計るばら積み船の積荷の重さ(053)
古着から鋼材まで、何でも計る検量業者は積荷の公式記録員(059)
輸入木材の検才法は、国や地域で方式いろいろ(093)
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船種や積荷で異なる載貨能力の示し方(188)

参考文献
積み荷の重さでこんなに喫水線がちがいます。(原油タンカーの場合)



海水面の変化