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海と船のQ&A part2:船
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Q22:船の保険:船にはどんな保険がある?
 船の保険には、大きく分けて船舶保険と貨物保険の2種類があります。貨物保険は、海上輸送中の貨物が火災や船舶の衝突、座礁などによって発生した損害をカバーするものです。
 また、船舶保険は船舶自体にかける保険で、いろいろな種類があります。船舶の火災や衝突による損害を対象にする普通保険、建造中の損害は船舶建造保険、海難事故などによって船舶が使えない場合には船舶不稼動(ふかどう)損失保険、戦争や暴動による損害は船舶戦争保険…などの種類に分かれます。
 こうした保険は、自動車や建造物などと同じ様に損害保険会社が保険を引き受け、損害が発生すると保険金を支払います。一方、こうした損害保険会社による通常の船舶保険では引き受けていない損害があります。主なものとして、油などによる海洋汚染、船舶が沈没、座礁(ざしょう)した時の撤去費用など船舶の運航に伴って発生するものですが、これらは船主が相互に経済的な損失を保険しあうために組織し、営利を目的としないで運営する船主責任相互保険組合(P&I保険)が損害をカバーしています。

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