日本船主協会

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海と船のQ&A part3:航海
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Q31:遭難(そうなん):船が沈んでしまったらどうする?
 万が一、船が沈むなどして遭難してしまった時には、安全に脱出して救助を待たなければなりません。そのために必要なのが救命艇(ボート)や救命いかだ(ラフト)で、これらは生存艇と呼ばれます。  生存艇は、船が傾いて半分(片舷側)しか使えない時にも全員が乗り込むのに十分な数が備えてあります。救命艇には、貨物の油などが火災を起こしても安全に避難できるような耐火救命艇やボートに乗り込んだまま脱出できる自由降下式(フリーフォール)の救命艇などがあります。  船が遭難すると衛星を経由して信号が発信され、日本の海上保安庁など世界各地の捜索救助機関や付近を航行中の船舶に、遭難した船の船名や位置が知らされ救助を待つことになります。また、生存艇には、食料や水など救助を待つ間に必要なものが積み込まれています。

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海運と貿易
こちらもご覧ください
海運ゼミナールより
食料・飲料水にラジオブイ…… 1週間の漂流に耐えられる救命ボート(062)
タイタニック号遭難が残した海の国際安全条約「SOLAS」(070)
釣具は積んであっても釣った魚は食べられない?(108)

参考文献
救命ボート