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Q38:船の旗:どんな意味がある? |
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船では、様々な旗が使われています。この旗を見ることによって、その船のいろいろが分かります。
船の一番後ろ(船尾)にあるのが、その船の国籍を表す「国旗」です。日本の船であれば、日の丸が掲揚されています。あまり見かけませんが、船の一番前(船首)にあるのが「社旗」で、その船を所有している会社の旗です。
船の一番高い所にあるレーダーマストに掲げられている国旗は、「行先旗」といって、その船が出港して最初に向かう港の国旗を示しています。例えば、東京港を出港して北米西岸のロサンゼルスに向かうコンテナ船には、アメリカの国旗が翻っています。
同じく、レーダーマストに掲げられる旗に「国際信号旗」があります。26個のアルファベット、10個の数字など、全部で40種類の旗があって、1枚1枚に世界共通の意味があります。例えば、「H」の旗(水先旗)を揚げている船にはパイロット(水先人)が乗船していることを示しています。2枚、3枚と組み合わせて多くの意味を表しています。4枚の旗がつながっているのは、一船毎に決められた信号符字(コールサイン)で、「JNNU」とあれば“にっぽん丸”、「JPBG」なら“飛鳥”を表しています。
その他にも、港に入港する時や、航路に出入りする時などにも、決められた国際信号旗を掲揚します。
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アルファベットを表す信号旗の一部
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数字を表す信号旗
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