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プレスリリース

2025年6月13日
一般社団法人 日本船主協会

当協会 カールヨハン・ハグマン欧州地区代表のICS副会長就任について

2025年6月12日(木)にギリシャ・アテネで開催された国際海運会議所(ICS*)の年次総会で、当協会のカールヨハン・ハグマン(Carl-Johan Hagman)欧州地区代表(日本郵船執行役員、NYK Group Europe Ltd.社長兼CEO)がICS副会長に選任されましたので、同代表のコメントを添えてお知らせします。

<ハグマン代表のコメント>
Carl-Johan Hagman

世界が高品質かつ低環境負荷の輸送システムを求める中、海運業界はその変革の中心にいます。ICSは国際海運業界の意見を代表し、地球の表面積の71%を占める海を所管する国際海事機関(IMO)の統一的な法的枠組みを強く支持しています。外航海運における公平かつ平等な競争環境の確保が、貿易を通じた世界の繁栄の構築という私たちの本来の使命を果たす最良の方法です。
 日本船主協会は、世界で最も技術的先進性と活気を備えた海事クラスターの一つであり、この組織を代表することは私にとって大変名誉なことです。私はICSの活動に対して引き続き力強い支援を行っていきます。

今回の総会ではJohn Denholm 氏(英国)がICS次期会長に選出され、2026年6月の総会で正式就任となる予定です。また、副会長にはハグマン代表に加え、Gaby Bornheim氏(ドイツ)およびClaes Berglund氏(スウェーデン)も就任しています。副会長職の任期は1期2年で(最大)2期となります。

なお、当協会からのICS副会長については、過去に守谷兼義氏(1983年-1985年)、菅原明氏(1990年-1992年)、山口嗣二氏(1997年-1999年)、諸岡正道氏(2009年-2010年。諸岡氏は2012年から2016年でICS会長に就任)が就任しており(いずれも日本郵船/当協会欧州地区代表)、ハグマン代表の副会長就任は5人目となります。

*ICS:International Chamber of Shipping

各国船主協会を会員として1921年に設立された組織で、本部をロンドンに置く。日本船主同盟会(当協会前身)は設立メンバーとして、1921年11月にロンドンで開催された第1回会合に参加。現在の日本船主協会が加盟したのは1957年4月。
 ICSは自由主義海運を標榜するとともに、船主の利益を擁護・代表し、商船隊の発展を促進させることを目的し、海洋環境保全、船舶航行安全、海事法制、船員問題等について具体的な検討を行い、IMO、ILO等において海運業界を代表する組織として活動している。
ICS:https://www.ics-shipping.org/

<本件に関するお問合せ先>

(一社)日本船主協会 企画部 係長 藤本 興
Tel:03-3264-7180 email: int@jsanet.or.jp

広報室 副部長  大森 一司
Tel: 03-3264-7181 email: pub-office@jsanet.or.jp
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