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海と船のQ&A part1:海
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Q3:海の深さ:世界で一番深い海は?
 フイリピン沖のマリアナ海溝(かいこう)にあるチャレンジャー海淵(かいえん)が世界で最も深く、10,920mあります。日本の海上保安庁の測量船がこの水深を測りました。
 海上保安庁によると、海の平均の深さは4,750mで、水深が3,000mから6,000mの海が全体の76パーセントを占めるそうです。また、陸地を全部削って海を埋めると、地球は水深3,000mの海だけの星になりますが、地球全体の体積と比べれば、わずか0.14%。ほんの薄皮1枚の海が地球を覆っているようなものです。それでも、深海の世界には、生物や海底資源などまだまだ知られていないことがたくさんあります。水深2,000mから6,000mという深海底には、鉄やマンガンのほか、銅、ニッケル、コバルトなどを含むマンガン団塊(だんかい・かたまり)が広く分布しています。また、天然ガスが閉じ込められてシャーベット状になっているメタンハイドレードも日本近海を含む世界中の海底地下に眠っています。
 日本には、海洋科学技術センターが所有する、有人潜水調査船「しんかい6500」や11,000mの潜航が可能な無人潜水調査船「かいこう」など世界に誇る深海探査船があって深海でのさまざまな調査に活躍しています。

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海運と貿易
こちらもご覧ください
海運ゼミナールより
北海道沖の海底に、珊瑚礁がある理由(142)
100年以上前にマンガン団塊を発見した英国の海洋調査船「チャレンジャー号」(149)

参考文献

海淵