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海と船のQ&A part4:海運と貿易
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Q44:日本の港:港の役割
 四方を海に囲まれた日本には、多くの港があります。商船が利用する大きな港は、日本全国に約1100あって、食料やエネルギー、工業原料などさまざまな貨物を積んだ船が出入りしています。この内、外国航路の船(外航(がいこう)船)がよく入港する港(開港)は約130あります。また、漁船が利用する港(漁港)は全国に3000以上もあります。
 港に着いた船は、ここで貨物の積み降ろし(荷役・にやく)をします。船や貨物の種類によって港の様子や設備も違ってきます。例えば、コンテナ船が着く岸壁にはキリンの格好をしたガントリークレーンが備えられていて、コンテナの荷役を行います。石炭や鉄鉱石を運んできた船は、製鉄所や発電所の岸壁に着いて専用の設備を使って貨物を降ろします。また、原油や石油精製品、LNGやLPGなどの液体を運んできたタンカーは、精油所や発電所の岸壁に備えられたパイプラインによって陸上のタンクに貨物を荷揚げします。さらに、客船やフェリーが着くターミナルには、乗客のための待合所や駐車場などの機能が備えられています。
 港は、こうした荷役以外にも、船に必要な燃料や備品、乗組員の食料や水などを積み込む場としても重要な役割を果たしています。

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船
航海
海運と貿易
こちらもご覧ください
海運ゼミナールより
ポートの意味は、城壁の「門」だった(118)
国際貿易港を持っていた13世紀の北京(137)
岸壁から浮き桟橋まで船をつなぐ港の施設(140)
神戸港の基礎を築いた平清盛の港湾都市構想(226)

参考文献
空から見た大井コンテナターミナル港の航空写真